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1. ローソク足解読 6. MACD 11.一目均衡表
2. 移動平均線 7. RSI  
3. トレンドライン 8. RCI  
4. 出来高 9. ストキャスティクス  
5. サイコロジカルライン 10. ボリンジャーバンド  

1 ローソク足解読

日本古来の罫線であるローソク足は、始・高・安・終値の4本値を1つの足型に凝縮するという優れた特長から、今やCandle Stick Chartの名称で世界中の投資家に使用されている。そして我が国では足型の形状や組み合わせパターンを解析し、株価の天底を見いだそうとする研究が多くの先人によっておこなわれ、それらは底値圏で現れる「赤三兵」「たすき」「つつみ」「明けの明星」、また天井圏で出現する「三羽烏」「かぶせ」「はらみ」「宵の明星」などのユニークな名称とともに広く親しまれています。またトレンド全般を見渡すにもこのチャートは最適で、日足/週足/月足/年足と期種を変 えて株価の流れをそのまま観察でき、そしてトレンドが作るパターンから、株価の今後の動きを読み取る事が出来るのです。

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2 移動平均線


 移動平均線は過去何日(週)分かの株価の平均値を計算して、線に表したものです。最もポピュラーに使われているのが日足では25日線と75日線の組み合わせ、週足では13週と26週線の組み合わせです。たとえば、13週移動平均の場合、毎週の最終取引日の終値を13週分合計して13で割ったものを平均値とし、2週目以降は最初の週のデータを除外し直近のデータを加えて13で割るという計算を繰り返し、その値を線で結んだものが、移動平均線となります。 つまりこの場合、ある時点の移動平均値は、過去13週間の平均買いコストに準じた値とみることができます。 この移動平均線は、アメリカの株価分析家ジョセフ・E・グランビルが考案したものです。そして移動平均線と株価の乖離のしかたによって株価 を予測しようというのが「グランビルの法則」と呼ばれるものです。

グランビルの法則

■買い信号

A:移動平均線が長期間下落ないし横ばいで推移したあと、上昇に転じ株価がその移動平均線を下から上へ突き抜けるときは重要な買い信号。
B:株価が移動平均線を下回ってきた場合でも、移動平均線が上昇中のときは一時的な調整とみて押し目買い信号。
C:移動平均線の上方にある株価が足踏み状態のまま、上昇中の移動平均線に近づいてきたが、移動平均線を割り込むことなく再び上昇したときは買いのせ局面の信号。
D:下向きになっている移動平均線よりも、さらに株価が大きくかけ離れて下落した場合、すなわち下降中の移動平均線との下方乖離が大きくなった場合は自律反発する可能性が高いと見てリバウンド狙いの買い信号。


■売り信号

E:上昇してきた移動平均線が横ばい、または下落に転じた場合、株価が移動平均線を上から下へ割り込むと重要な売り信号。
F:下降中の移動平均線を株価が下から上に突き抜けても移動平均線の下落が続いているときは戻り売り。
G:移動平均線を下回っている株価が持ち合いのまま、あるいは一時的に上昇し下落中の移動平均線に接近してきたものの、移動平均線を上回れずに再度下落に転じた場合は売り乗せ信号。
H:上昇中の移動平均線から株価が大きく上に離れすぎた場合、つまり上昇中の移動平均線と上方乖離が大きくなった場合、株価は高値警戒感から自律反落する公算が大きいので利食いの売り信号。



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3 トレンドライン

  トレンドラインとは、読んで字の如く、株価のトレンドを示す線の事です。どうすればこの線が引けるかというと、上昇トレンドの場合には、安値2点を結ぶ線を引きます。これをサポートライン(下値支持線)といいます。下降トレンドの場合は、高値2点を結ぶ線を引きます。この線をレジスタンスライン(上値抵抗線)といいます。このサポートラインおよびレジスタンスラインが「トレンドライン」です。トレンドラインによる分析では、「トレンドラインを破る」ということが重要なシグナルになります。
上昇トレンドの場合なら、株価が下がってもサポートラインを下に破らないで再度上昇に転じれば「トレンドは継続」。もし、サポートラインを株価が下に破ると、「これまでの上昇トレンドに変化が出た」というシグナルになります。ただし、このトレンド変化は、「下降トレンドに転換した」という場合もありますし、上昇トレンドは継続しているものの、これまでの上昇のスピードが鈍ったという変化もあります。
下降トレンドの中でいったん株価が上昇した場合でも、レジスタンスラインを上に破れずに再び下落に点じた場合は、「下 降トレンドは継続」。レジスタンスラインを上に破って上昇した場合には、「これまでの下降トレンドに変化が出た」というシグナルになります。大局トレンドの転換を読み取るのに大きな威力を発揮します。


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4 出来高

 出来高によって価格変動の背後にある勢力や切迫度を推計することができます。価格動向とともに出来高を追うことによって市場の背後にある買い圧力や売り圧力をより正確に測ることができるわけです。上昇トレンドでは、価格が上昇すれば出来高は増加し、下降トレンドでは、出来高は減少するはずですので、このパターンが継続する限りは、出来高は価格トレンドを確認しているといえます。同時に、このパターンに矛盾が起こった場合は注意が必要です。つまり、上昇トレンドの中で、前回高値を出来高が減少しながら抜いた場合、買い圧力の減少を警告するものとなり、もし、価格が下落するときに出来高が回復するようであれば、下降トレンドが乱れつつあることを示すことがあり、要注意です。
このように、上昇トレンドにおける上昇圧力の減少や、下降トレンドにおける下降圧力の減少はトレンド転換が明らかになる前にまず出来高に現われます。出来高は価格に先行するというゆえんです。


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5 サイコロジカルライン

 サイコロジカルラインは、その「心理的な」という意味の通り、「マーケットの心理」=「市場参加者の心理」を測って売買の判断を行なうオシレーターです。その基本的な概念としましては、「相場は、何日間も続けて上昇するということはなく、上昇トレンドと言っても、押し目をつけながら上昇し、下降トレンドにおいても、戻りを入れながら下降していくものである。」という特性を「心理的な」ものとして捉え、一定期間内で相場が上昇した日数が極端に多いと上げ過ぎ、下落した日数が多ければ下げすぎと見なし、それを数値的に見ることを目的にしたオシレーターです。

計算式は、非常に簡単で、
サイコロジカルライン=(N日間で前日比がプラスの日数÷N日)×100となります。
通常、12日間を計算の対象とするのが一般的と言われます。
数値の見方としましては、75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎ、50%が中立となり売買のポイントとしましては、

買いシグナル
1.サイコロジカルラインが25%以下で反転した時。
2.サイコロジカルラインが25%以下で反転し、その後25%以上になった時。


売りシグナル
1.サイコロジカルラインが75%以上で反転した時。
2.サイコロジカルラインが75%以上で反転し、その後75%以下になった時。

などです。


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6 MACD

MACDは2本の指数平滑移動平均線を用いて方向性や乖離、絡み具合に注目するオシレーターの一種です。

買いサイン −「MACDとシグナルとのゴールデンクロス」「MACDが±0ラインを上回れば本格上昇」
「OSCIが大底圏で反騰」
売りサイン −「MACDとシグナルとのデットクロス」「MACDが±0ラインを下回れば本格下降」
「OSCIが天井圏で反落」


オシレーター指標として使う以外に、MACDの傾きからトレンドの方向性を見るといった使い方も出来ます。 又株価が上昇しているにも関わらずMACDが下降し始めたらその上昇トレンドは終息するケースが多い。

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7 RSI

 
RSIは、過去一定期間の価格変動のなかで上昇分がどの程度のウエイトを占めているかを見たもので、買われ過ぎ、あるいは売られ過ぎを判断するための指標であり、相場の転換点を予測する指標です。
30%以下は売られ過ぎ、70%以上は買われ過ぎとされています。
基本的には逆バリですが、順バリで使用する場合は30%ラインのゴールデンクロスで買い、70%ラインのデットクロスで売りとされています。RSIは相場の行き過ぎをみるのに適した指標といえるでしょう。

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8 RCI

 
RC指数(RCI)は、統計学の基本的手法の一つ、スピアマンの順位相関係数を株価診断に応用したもので、ある期間を定め、期間内株価の形成パターンから、現在株価の下落のリスク、上昇の可能性を導き出そうとするものです。
そして一般的には、RCI80以上が高値圏、20以下が安値圏の目安であるとしていますが、株価移動平均線のように、「底値圏で短期線が長期線を下から抜くと買い信号」「天井圏で短期線が長期線を下に抜ければ売り信号」といった読み方をしたりもします。異種の2つのものから得られる順位から導くもので買われすぎ/売られすぎの状態から反転してきた時が売買シグナルとなります。

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9 ストキャスティクス

 ストキャスティクスは、現在の株価が過去の一定期間の株価変動幅のどの位置にあたるかを数値化したものです。これによって、行き過ぎた株価の動きを把握することができ、また2種類の線の交差から売買タイミングを見つけることもできます。「ファースト・ストキャスティクス」と「スロー・ストキャスティクス」の2種類を参考にし基本的には70%以上は買われすぎ、30%以下は売られすぎとされています。

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10 ボリンジャーバンド

 ボリンジャーバンドは、相場分析において、統計学的な処理を施し、相場の相対的な動き(方向性)と一定の稼動領域をチャートに表したものです。すなわち、現在の価格がその平均値(移動平均線)からどの程度隔たっているか(標準偏差)を計算し、チャート上に表示したもので、移動平均線と標準偏差で構成されます。過去の相場の動きが正規分布であると仮定し、価格はボリンジャーバンドの中で推移することが原則で、価格がバンドから逸脱する場合は、売られ過ぎ、買われ過ぎとの見方が一般的です。

●逆張り的売買ポイント
  統計学上では、相場が正規分布である場合、移動平均線±2σの中に入る確率は95.45%であるとされています。このことを考慮すると、移動平均線±2σ付近というのは、相場の行き過ぎと捉えることができます。ラインの外側に相場が存在する確率は上下とも2.275%になりますので、いったん外側に出た相場は長くは外側には存在し得ない、つまり100%−2.275%=97.725%の確率でラインの内側に戻るということになり、ここが売買のポイントになります。過去の動きからは、バンドの幅の広い時には、バンドの範囲内での動きになりがちですので、バンドの幅の広い時には、アッパーバンドについた時に売りサイン、ロワーバンドについたときに買いサインとなります。しかし、相場は動き出すと一方向にしばらく動きますので、ボリンジャーバンドの外側に出た後、内側に戻ったところがより的確なポイントとも考えられます。

●順張り的売買ポイント
 ラインの外側に相場が存在する確率は上下とも2.275%になりますので、95.45%の確率で存在するはずの標準偏差ラインからはみ出したということは、それまでの相場付きに変化が生じ、新たな方向性を示すものと考えられるため、アッパーバンドまたはロワーバンドを抜けた際に抜けた方向へ順張りで対処する方法が考えられます。過去の傾向を見ると、バンドの幅が狭い時(ボックス圏)に上下どちらかに放れると放れたほうに大きく動き出しますので、アッパーバンドを上に抜けた時に買いサイン、ロワーバンドを下抜けたら売りサインとなります。


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11 一目均衡表

 一目均衡表とは、一目山人が開発した波動・時間・水準を総合的に取り入れたチャートで、相場のバランスを視覚的に表現したものです。大きな特徴の一つとして、時間の概念を取り入れていることが上げられます。

<計算式>
基準線 (過去26日間の最高値+過去26日間の最安値)÷2
転換線 (過去9日間の最高値+過去9日間の最安値)÷2
遅行線 終値を26日前に記入
先行スパン1 (転換線+基準線)÷2…26日先に記入
先行スパン2 (過去52日間の最高値+過去52日間の最安値)÷2…26日先に記入

<一目均衡表の見方>
◎基準線と転換線の位置関係
「基準線」よりも「転換線」の方が上 → 相場は上昇トレンドにある。
「基準線」よりも「転換線」の方が下 → 相場は下降トレンドにある。
★基準線が転換線の下にあれば買い局面、上にあれば売り局面と見ます。
しかし、これだけで売買のタイミングを決定するのは難しい。
★基準線に対して転換線が下から上へと突き抜けた場合 → ゴールデン・クロス=買い
★基準線に対して転換線が上から下へと突き抜けた場合 → デッド・クロス=売り
また、基準線・転換線はサポート・ラインとしても用いられます。

◎先行スパン
先行スパン2本の間を「雲」と呼び、これを支持帯あるいは抵抗帯と見ます。
★相場が先行スパンの雲を上に突き抜けた場合 → 相場は好転したと判断し、ここを買いサインとします。
★相場が先行スパンの雲を下に突き抜けた場合 → 相場は暗転したと判断し、ここを売りサインとします。
相場が先行スパンの雲を通過するときに、それまでの方向に対して抵抗を示す場合があります。また、雲のねじれの上や下を値動き(ローソク足)が通過するとき相場に波乱が生じる可能性が大きいといわれます。

◎遅行スパン
26日前の相場そのものと現在の相場を比較し、その位置関係によって買い、売りを判断します。
★26日過去に遡った時点の相場を遅行線が下から上に突き抜けた場合 → 買い
★26日過去に遡った時点の相場を遅行線が上から下に突き抜けた場合 → 売り
下方から26日前のローソク足を抜ければ上放れと見ます。また、遅行線が過去の相場に近づいていき、26日前のローソク足に接近、あるいは、ほんの少し抜けた所から逆に跳ね返されるケースがありますが、突破できなかったとなると、下落基調をたどるとされています。逆に、26日前の相場を上から下抜けた場合は売りポイントとなり、抜けなければ強気相場の継続を暗示します。一目均衡表は、これらを総合的に判断して現在の相場の状態を把握するものです。

☆ 一目均衡表チャートとして、目に見える部分についての相場の判断の仕方は以上の通りです。
一目均衡表チャート


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